自分の置かれている状況をよく把握する

IT系の職場でよくある仕事を辞めたい理由として挙げられるのが、重労働と人間関係の2つです。
重労働は、いわゆるIT土方と揶揄されることからもわかる通り、毎日終電で休日出勤も当たり前という勤務体制です。
IT系の全ての職場がこのような勤務体制というわけではありませんが、大なり小なり重労働になる職場は存在します。
そしてもう1つの人間関係ですが、こちらはIT系に限った話ではありません。
必ずしも良い同僚、上司に恵まれるとは限りませんので、人間関係のイザコザで辞めたくなってしまう場合は少なからずあります。

重労働や人間関係で職場を辞めたくなってしまったら、まずは冷静に今の自分が立たされている状況を分析してみましょう。
特に重要なのが、重労働にしろ人間関係にしろ、辞めたい理由は会社全体の体質的なものなのか、所属している部署に限ったものなのかを見極めることです。
仮に会社全体の体質的なものであれば、もう迷う必要はありません。
心と体が壊れてしまう前に、一刻も早く会社を辞めましょう。
もし心と体にまだ余力があるようであれば、転職活動を忘れずに行いましょう。
一方、問題がもし所属している部署に限ったものであれば、まだ会社を辞める必要はないかもしれません。
部署を超えた上司、もしくは直接人事部に相談の連絡をしてみましょう。
会社そのものが健全であれば、異動を含めたなんらかの解決方法を示してくれるはずです。
職場を辞めたいと感じたら、無理をせず冷静に状況を判断し、くれぐれも心と体を労わりながら本当に辞めるべきかどうかを判断しましょう。